明けましておめでとうございます!
新しい年も3日が過ぎましたが、皆さまいかがお過ごしですか?
お正月にふさわしい気持ちのよい天気で、嬉しいですよね♪
さあ、2017年初、今週の一言いきましょうか。
新年大第1週は・・・・・・
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のほほんといこう!です。
「人生はZooっと楽しい!」21頁より
水野啓也・長沼直樹共著、文響社2014年
今日の一言「のほほんといこう」の抜粋元でもある「人生はzooっと楽しい!」は、昨年の一言でも引用した猫バージョン(人生はニャンとかなる)、犬バージョン(人生はワンモアチャンス)と同シリーズです。
この本も前作同様水野さん、長沼さんがタッグを組んで、楽しい本になっています。
前作と違うのは、一つの動物に絞った写真ではなく、カバにトカゲにインコに豚にと、様々な動物の写真が出てくる点です。
今回選んだページは白イルカ2匹(頭?)の写真です。新年を祝うこの時期に、白イルカってなんだかおめでたい感じがしたのです。
また「のほほんといこう」の一言も脱力系でいいな♪と思ったからです。
実はこの一言、イギリスの政治家で首相にもなったウインストン・チャーチルのことばなんです!
えっー~~~!!!
って思いました?
本当に政治家が言ったの?なんて思いませんでした?
私は思いましたよ。
政治家、しかも第二次大戦中に首相だった政治家でしょう、一瞬たりとも身も心も頭も休めていられなさそうだけど・・
のほほんとしていて大丈夫なの?
でも、同時に人を緩ます言葉でいいわね~~~!とも思ったのです!
私はよく「ワクワクすること自分の好きなことをしましょう」という話をします。
でも私たちが緊張状態であれば、好きなことにもワクワクにも取り組むことができません。
どうしてなのでしょうか?
私たちの脳は緊張して、身体に力が入っている状態では高いパフォーマンス(成果)を出すことができないからなのです。
脳はリラックスして力が抜けてこそよい考えも浮かぶし、力を発揮して高いパフォーマンスを出すことができるのです。
つまり、ワクワクを選ぶには、まず自分が緩んだ状態をつくることが必要になる訳です。
自分を緩んだ状態にするために「のほほんとする」ことは、とっても効果的なんです。
上記抜粋した頁の裏には、チャーチルがのほほんとするようになったこんなエピソードが紹介されています。
チャーチルは政治家としてなかなか成果の出ない時期に、絵を描くことを思い立ちます。
しかし絵具を用意しても、仕事のことが頭から離れず、絵を描くことができません。
その時、チャーチルの妻が夫の手をとりキャンバスに絵具を塗ってあげたところ、チャーチルは気持ちが吹っ切れたのか絵を描き始め、その後絵は疲れをリフレッシュする上で大きな役割を果たし、彼の終生の趣味となったそうです。
仕事に真剣に取り組むのも大事ですが、健康な「緩み」をもとうとエピソードは結ばれています。
仕事だけでなく、人生において「緩む」ことはとっても大事だと思います。
人を許すにも自分を許すにも、力の入った状態で許すことはできません。
許すには力を抜く、つまり緩ますことが大事なんです。
これぞ「許す」ということばが「緩ます」からきた所以ですね・・・
私は2017年は昨年以上に「のほほん」でいこうと思っています。
あなたもご一緒にのほほんとしませんか♪
ゆるゆるのほほんで高いパフォーマンスの1年でありますように♪
ビクトリアンカラーズ
貫井玲子